JTBグランドツアー、下期商品の予約を開始、最少催行人員割れでもツアー催行

http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=24841

JTBグランドツアー&サービスはこのほど9月から来年4月発の商品を設定、本日から申し込みを受け付ける。この下期商品はアジア、オセアニア方面の14コースを設定。特に、今回のツアーでは最少催行人員に満たない場合についても出発を可能とする「ご出発バックアッププラン」を用意。これにより、アジア方面では催行人員4名から7名の場合の追加料金3万円、オセアニアで6名、7名の場合の追加料金を4万円から7万円とし、契約を新たに結ぶことでコースを催行する。
 また、現地ガイドの日本語レベル、サービスレベルに一定基準を設けることで、ツアー参加者の満足度向上を狙い、「グランドツアー認定ガイド」として選定。この選定基準にたとえばホスピタリティについては「すべてのお客様に親切に接する」、「添乗員と連携し、最適なサービスを提供」、あるいは信頼性では「お客様にご満足いただける日本語の能力を有している」などの項目を満たしていることが条件となる。

 なお、JTBグランドツアーでは今年度の販売目標人員を3000名としており、上期については現在までのところ約500名の実績。同社ではシニア層でもインターネットを積極的に利用する層への訴求を打ち出し、添乗員ブログを展開するなど積極的なウェブ展開をしているが、説明会への参加者のインターネット利用についても約7割がなんらかの形で活用しており、引き続きこうした方法でもツアーへの参加を促していく。

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円山動物園お泊まりツアー JTB北海道、8月に試験 児童対象

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060622&j=0025&k=200606228842

JTB北海道(札幌)は二十一日、札幌市と連携し、円山動物園(金沢信治園長)に一泊する小学生対象のツアー商品を開発することを決めた。旅行会社が動物園に宿泊するツアーを共同で企画するのは初めてで、「命の大切さ」「食育」をテーマに、普段は見られない夜間の動物園を見学し、動物に対する理解を深める。八月上旬に小学校高学年を対象にした実証試験を行い、早ければ今冬の商品化を目指す。

 JTBは旅行業だけでなく、積極的に人の流れをつくる「交流文化産業」への転換を目標に掲げている。動物園が持つ教育的価値をPRし、全国の観光客を呼び込もうと提案。

 夜間の動物園を利用した試みを模索していた同動物園側が協力し、園内に初めて宿泊者を受け入れることにした。全国的にもこうした取り組みは珍しいという。

 ツアーは一泊二日の日程で、寝袋で眠る。昼と夜、早朝の三回動物園を回る。いずれも飼育員が解説しながら、それぞれの時間で異なる動物の生態を学ぶ。園舎の清掃や餌の準備など、飼育員の仕事を体験してもらうプログラムも用意する。また、食事は学校の栄養職員がメニューを考案。園内で動物と人間の食べ物の違いなど「食育」をテーマにした話をする。

 児童にはオリジナルの「研究ノート」を配布する。夏休みの自由研究などにも利用できる。実証試験は、八月五、六日に小学生二十人を対象に行う。その結果を基に料金やプログラム内容を練る。

 JTB北海道市場開発室は「円山動物園には潜在的な価値が高い。娯楽性だけでなく、教育を目的としたツアーで魅力を発信したい」。

 また金沢園長は「動物を深く理解をしてもらえるプログラム。今後も多様な利用方法を考えたい」と話している。

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JTB九州、企業旅行誘致を目指しホテルなどと連携

http://tenjin.keizai.biz/headline/570/

JTB九州(長浜1)は6月21日、福岡市内の主要ホテル約10社や交通各社の担当者らを集めて専門部会「MICE(マイス)部会」を設けた。

 参加企業はホテルオークラ福岡、ニューオータニ博多、グランド・ハイアット福岡、JALリゾートシーホークホテル福岡などホテル約10社のほか、バス、タクシー会社。協働で福岡へのイベントなどの誘致活動を行う。JTB九州は主に首都圏でのJTBの営業ネットワークを活用し、各ホテルや運輸機関との架け橋となる。JTB地域会社10社のうち、同様の取り組みを行なうのは初めてだという。

 「MICE(マイス)」とは、ミーティング、インセンティブトラベル、コンベンション(コンファレンス・コングレス)、エキシビジョン(イベント)の頭文字をとった造語で、企業などが行なう見本市や展示会などを総称したもの。同部会では「MICE」の企業旅行に注目し、首都圏の企業に福岡で「MICE」開催を促すことで市内ホテルの客室稼働率向上を目指す。

 「部会では、人数規模の大小に関わらずMICEに関連した営業を展開する。こうした活動を行なうことで福岡が旅行先としてもクローズアップされれば」と同社広報担当の内田さんは話す。九州は、沖縄県を除く全県の観光客の集客が前年割れだという。また、九州域内の宿泊観光需要に比べて九州外からの入込み比率が低いため、首都圏でのPRにより新たな需要を開拓する。月に1回程度部会を開催し、年に3、4回は集団で上京し営業を行う予定。

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